とある飛空士への追憶
とある飛空士への追憶 (ガガガ文庫 い) (ガガガ文庫)
posted with amazlet at 09.03.01
こんな感じ。
いや、ううむ、おもしろい。面白さのポイントはがっつりした文章力、堅実さ、ファナのおっぱお辺りが挙げられると思うのですが、どうか。（どうか、じゃない）
界隈ではえらい盛り上がっていたので、すわどんな仕掛けが、と構えていたのですがいやいや、そうではなかった。ベクトルが違いましたわ。正統派なじつりきってことだったのね。
で。
論点になるのは、物語の締めをメタとしてくくったこと。
「こういう締め」はよしとするかわろしとするかなんだけど、これはまぁ、決着は着かない。ただ。
「こういう締め」議論をする時には、ひとつ代表的な例として持ってこられる作品ではありますな。
いや、面白かった。ただ、なぜそれほど評価されたのかも分からない作品。ううむ。いや、続きではない続きも出ているらしいと知り、間違いなく手に取るつもりであるぐらいは好きです。ただ、ううむ。
