学校の階段






ジャンルはパラクーダ? な新境地、タイトルもキャッチーに、今時っぽいライトノベル


正直言うと、この著者には筋肉研究部でスピンオフを書いて欲しい。ふいた。普通にふいた。筋肉に対する造詣と描写が大変素晴らしかった。本筋全く関係ないけど。


p113がシュールすぎたりp204に「いみが……わからない……!!」となったり二つ名にマジ死にしそうになる自分のスレっぷりだったりにあれあれ見たか、あれ見たか。しつつも、まぁ、それなりに読めたのかも。
感想的には、無駄から無駄で抜け出すぜ、な。バランスもちょっと悪い?


んが。
どうにもテーマというか、そういうものは見える。けれど、「言葉にできない」を表すために、結局最後まで書かない……ってのは、ダメなものとしてきっちり批判しておくべきか、新しいものだと言っておくべきなのか。わからないですね。
焦燥とやり場のない、特有の空回りを描いた、描きたい、ってのは分からないでもないけど。
そうして読むと、えらく虚無感の漂う作品(笑)。


次かー。手にとって、あらすじなり雰囲気なりが馴染みそうなら読むかも。